診療科・部門

放射線科

概要

放射線を利用した画像診断を行っています。

具体的には胸部や骨などのレントゲン撮影、X線テレビを用いるさまざまな検査と治療、コンピュータ断層撮影(CT)、磁気共鳴断層撮影(MRI)、血管撮影などです。

このほか、放射性同位元素を利用して諸臓器の画像を作成する核医学検査も取り扱っています。

主な対象疾患

・脳、骨関節、腹部、肺、血管等の画像検査

検査について

当院にはCTとMRIがそれぞれ2台ずつあります。CTは最大列数320列マルチ検出器型CTが稼働しており、造影剤を使用し一心拍で心臓の血管(冠状動脈)を撮影することができます。検査時間の短縮、検査精度の向上、患者様の被ばく低減に役立てています。既存のマルチ検出型CTと共にフル稼働して、緊急検査にも迅速に対応しています。 MRIは1.5テスラ装置と3.0テスラ装置が設置されています。脳神経や骨関節領域の検査のみならず、腹部、肺、血管等様々な部位の詳細な検査が可能です。2021年から1.5テスラの機器は最新の機器を導入し超高速撮像技術を用いて検査時間の短縮を実現しました。検査枠の見直しも同時に行い地域連携を通じて近隣の他院様からの依頼も積極的に行っています。また、2018年にはマンモグラフィの装置も更新されています。この装置は乳房内の立体構造をより正確に把握する人工知能技術を用いた新たな画像処理技術により、少ないX線量で乳腺の中を鮮明に写し出すことが出来ます。さらに、核医学診断では2019年にSPECT/CTを更新し定量検査を視野に入れた体制を整えています。 被ばく管理については、クラウドを利用した線量管理システムを導入し、他施設のデータと比較しながら最適化の参考にしています。画像の管理では、毎日撮影した画像のカンファレンスを行い、患者様に信頼される体制を築いています。

体制

専任の医師3名、放射線技師17名(技師長:高城 正行)、看護師および補助看護師18名(内視鏡と兼任)、受付事務3名から構成されています。
名前 藤本 肇
役職 部長
専門分野・資格 日本医学放射線学会認定放射線診断専門医・研修指導者
日本核医学会認定核医学専門医
名前 宮越 麻彩
役職 医師
名前 見上 達
役職 医師
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